9/3 ⑥「エコガーデンのエコ資材」川口先生
今回は草工房(湘南台と辻堂の間あたりにある)の川口豊先生からお話を伺いました。
心に残った点をいくつかご紹介します。
・何のためのエコガーデンか
エコエコってこれだけ言われ続けられると、当然それはよいものに違いないという風に考えてしまうかもしれませんが、そもそもなぜかエコがよいのかということについて、しっかり考えてみることも大事ですね。冒頭で川口先生から受講生のみなさんに発せられた質問だったのですが、みなそれぞれの回答をしていました。僕は、エコというものでなにか大それたことを考えているわけじゃなくて、たとえば、森の中にいるのが好きで、だから自分の住まう空間もそれに近い環境をつくれたらいいとか、クーラーはそんなに快適じゃないから、できることなら、緑の力で涼しい空間を作れたら気持ちがいいとか、基本的には自分が好きな空間をつくるということの延長にエコがあるというような回答をしました。先生のお話を聞く感じだと、僭越ながら僕が考えていたものと先生が考え実行されているエコガーデンはかなり近いものがあるのではないかなという印象を受けました。
・ゴミは存在しない
「混ぜればゴミ、分ければ資源」ということが言われるが、まあこれは本当にそのとおりだなぁと。それから、有名なかけ声として、エコの3Rということが言われていますが、Reduce, Reuse, Recycle、これは簡単に言えば、ひとつのものを大事に永く使っていこうという考え方である、と。捨てるものを減らす、なるだけ使いまわす(ex.タオル:顔拭きタオル→身体拭きタオル→雑巾)、そしてものを適当な状態、大きさに戻して、新たなものを作ること。これがあたりまえにできるようになっただけで、だいぶ変わるような気がします。
・「劣化」ではなく「変化」ととらえる心
たとえば、外壁に青竹を使うというケース。最初はきれいな色をしているが、どんどん色がかわり5年もすると、真っ黒に近いような色になってしまう。だから竹は(劣化するから)嫌だという捉え方ではなくて、昔の人は、青色から黄色に変わり、黄金色に変わり、やがて黒くなり朽ちていくその変化を楽しむ心があったというお話がありました。施行した直後の青い状態を100%として、それからどんどん劣化していくという発想ではなく、劣化ではなくて変化として楽しむゆとりがいいなと思いました。とはいっても、プラスチックや化学製品をつかうとどうしても、劣化していくと見窄らしくなってしまうというか、風情もへったくれもないので、そこはやはり自然のものをつかう良さがあるというか、劣化を楽しむ素材を選ぶということが大事だなと思いました。
最後にすこし脱線しますが、贅沢というのをみなさんはどう捉えますかという話があって、「必ずしもうまいものをいつでもたらふく食べられるというのが贅沢なわけではない。うまいものをうまいと感じられるようにあること、本当においしいものを感じ取れるセンスが磨かれていること、そういう贅沢もある」というお話を川口先生がされていて、そうだそうだ、僕が緑の家学校の活動に関わっていていいなと感じるのはまさにこの点なんだと改めて感じました。
自分がこれまで考えてきた「贅沢」というものの定義がいい意味で崩されるというか、贅沢ってもっともっと多様なんだなと気づかされ続ける日々であります。
さて、まだ昼間は暑いですが、東京も朝晩はすっかり秋の気配が漂うようになりましたね。いよいよ、9/10からオータムコースがはじまります。
詳しくは、カリキュラムを参照ください。
ソガケンタ
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